新湯

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新湯再生とその理由

About the Shin-yu Revitalization Project

新湯の再生プロジェクトは、単なる施設の復旧に留まらず、地域活性化やSDGs(持続可能な開発目標)への貢献をも視野に入れた大規模な取り組みです。この温泉地を活用することにより、教育の質を向上させ、地域コミュニティの拡大や地域資産の持続可能な運営を促進することが目指されています。

過去10年間の使用停止による施設の劣化や環境負荷の問題もありましたが、それらを解決するためには、新湯の資源を再活用することが重要です。これにより、地域の経済活性化や環境整備を進めることができ、また、災害時のインフラ整備や情報格差の解消(デジタルデバイド)にも取り組んでいます。

新湯は、教育機関として学び舎としての役割だけでなく、環境保護や地域との共生を実現する場として再生が進められています。

Meet Our Team

学部を超えたチーム

佐々木 豊志 教授

青森大学 総合経営学部

観光文化研究センター長

藤 公晴 教授

青森大学 社会学部

SDGs研究センター長

下條 真司 教授

青森大学 ソフトウエア情報学部

大阪大学 名誉教授

新湯再生の軌跡と挑戦

新湯再生プロジェクトは、2021年度から本格的に始まりました。この取り組みは、厳しい自然環境の中で進められ、課題を一つ一つ克服してきました。

2021年度では、悪天候の中で新湯までの道を開く作業が行われました。

生い茂った草木を伐採し、手作業で道を切り開く作業が行われました。重機を使うことができなかったため、環境保護を重視し、すべて手作業で作業が行われました。その結果、湯船にお湯を入れることができるようになりましたが、源泉の温度が63℃という高温であるため、その利活用には工夫が必要でした。

2022年度では、高温の63℃の源泉を利活用するため、まず水源の確保が行われました。

水源から新湯まで約800メートルの距離をパイプで繋ぎ、水を引く作業が始まりました。しかし、パイプの一部が埋没しており、掘り起こして確認すると、350メートル付近までしか通水していないことがわかりました。この課題に直面し、さらに掘り起こしてパイプを修復し、再接続することが求められました。

2023年度には、日本技術士会青森支部の協力を得て、新たに500メートルのパイプを繋ぐ作業が行われ、最終的に新湯に水を引くことに成功しました。

この資源の確保により、新湯の可能性が大きく広がり、再生に向けた大きな一歩を踏み出しました。

新たな挑戦と可能性

新湯再生プロジェクトの未来には、さらに大きな可能性が広がっています。

自然・野外教育の場

新湯の特性を活かした教育プログラムや、実験的な取り組みを通じて、地域社会や環境問題について学ぶ機会を提供しています。

災害時の実験場

インフラの整備や、緊急時の通信手段として「Starlink」を活用するなど、実践的な試みが行われています。

自然共生地域づくり

環境を守りながら、持続可能な運営を進めていくための技術的な挑戦や、地域コミュニティとの協力が今後の課題となっています。


お問い合わせ


お問い合わせはメールにて承ります。

青森大学SDGs研究センター

Email. tokim@aomori-u.ac.jp

(受付期間 09:00 ~ 17:00)

〒030-0943

青森県青森市幸畑2丁目3-1

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ご協力団体

(公社)日本技術士会

東北部青森県支部

公益財団法人KDDI財団

株式会社フォルテ

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tokim@aomori-u.ac.jp

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