
新湯とは?
What is the “Shin-yu”?
新湯は、十和田八幡平国立公園内の八甲田山中に位置し、ブナの木々に囲まれた大自然に恵まれた温泉地です。
この場所は、源泉の温度が63℃という高温で湯量が豊富な温泉として知られています。新湯の魅力はその大自然の中で、温泉を楽しみながら自然と調和した環境に身を置ける点です。
元々、青森山田学園が所有していたこの場所は、教育目的で使われていましたが、2011年頃まで使用されていませんでした。その後、10年以上の間使用されなかったため、施設が劣化し、元の状態を復旧するためには多くのコストと労力が必要でした。
しかし、この温泉を破棄するのではなく、再生し、教育の質向上や環境への配慮、地域活性化、デジタルデバイドの解消、有事の際の災害モデルハウスなどの目的に活用しようとする取り組みが始まりました。新湯は、国立公園内という希少な学内所有地として、持続可能な運営を目指して再生に取り組んでいます。



